沼田祇園囃子競演会は平成25年で34回を数えるに至り、毎年夏の灼然の太陽を受け盛大に実施され、華麗な山車の上で練習を重ねた子供達の奏でる祇園囃子に多くの観衆は聞き入り、その技術は年々上達してきました。より一層の錬磨と後世への伝承のため、平成4年、5年にお囃子道具改修業を行い、平6年には「群馬県文化奨励貨」受賞の栄誉を賜り、翌7年には「沼田市重要民俗文化財」の指定をうけるところとなりました。それらを記念して8月1日[群馬県囃子競演会」を本会が主催して行い、同年ドイツフュッセン市との国際姉妹都市締結式にあたり、フュッセン市の市街地で沼田祇園囃子の演奏、翌年ふたたび、フュッセン市で「沼田|祇園囃子公演」を行い合わせて、イタリア・ベネチアで開催のジャパンウイークでもお囃子演奏を行いました。
平成10年には、天皇皇后両陛下御臨席のもと「第49回全国植樹祭」が沼田市で開催され、本会加盟全山車10台を会場に揃えお囃子を披露し、天覧を賜ると共に、平成13年には「第16回国民文化祭・ぐんま2001」において、全国から有名な祭囃子を沼田にあつめ開催された「日本祭囃子フェスティバル」の主管的な役割を担い、また祭入たちの集い、パネルディスカッション「まちづくりと祭り―ふるさとの歴史と文化・意気と粋と活き―等を開催し大成功をおさめました。
平成14年から、市内小学校全校での伝統芸能教室を小学校の授業として実施し、平成15年には伝統文化活性化国民協会の指定を受け、沼田祇園囃子「伝承こども教室」を開催、平成19年にはその輪を海外にまで広げ、お囃子を錬磨する子供達9名を派遣し、姉妹都市フュッセン市の小学校「グランドスクール・フュッセン・シュバンガウ」で「沼田祇園囃子教室」を開催すると共に、フュセン市庁舎前で沼田祇園囃子演奏会を開催いたしました。
平成20年に企業メセナ群馬より芸術文化奨励賞を受賞。平成22年には子供の芸能の甲子園とも呼ばれます、第12回全国こども民俗芸能大会に出演する。平成22年には第12回
地域伝統芸能まつりに出演、NHKホールにおいて、沼田まつりをステージで再現。
本会の目的、「沼田祇園囃子の錬磨、普及活動を行い沼田祇園囃子を後世こ伝承し、合わせて会員相互の親睦を図る」ため多くの事業を積極的に展開してまいりました。
新たに簡易山車修正 |
屋根制作中 |
屋根制作中 |
屋根の色塗り |
破風取付 |
屋根制作中 |
飾部分の取付 |
完成 |
街中を曳き廻す |
遠征用の積込み輸送 |
屋根の製作前の簡易山車 |
準備完了 |